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「け…慧、大丈夫かお前」
「……大丈夫なんかじゃねぇ」
教室で机に突っ伏す俺に拓海がおずおずと声をかけてくる。
あの後リカちゃんがイクまで激しく突かれまくって、俺の足腰はガタガタいってんじゃねぇかな。
こっちがなんとか身体を動かし移動したソファーに沈んでる中、アイツは鼻歌なんか歌いながら朝飯作ってたし。
一体あの体力と精力はどっからくるんだろう。
「そんな辛いなら保健室行く?」
「保健室………いや、やめとく」
ヤりすぎたから寝かせてくださいなんて言えるか。
それに保健室なんかに逃げ込んでみろ、今日もナニされるかわかんねぇ。
それ以上何か言うでもなく、黙った拓海。心配してくれんのは嬉しいけど、今は休ませてほしい…
そんな俺のささやかな願いは、見事に打ち壊される。
大魔王リカ様の…弟君によって。
バンッー!!
机の空いてるスペースに思い切り手をついた歩。
見上げたその顔は笑いながらも口元は引き攣っていた。
「な、なに…?」
「お前……………兄貴に何言った?」
「は?」
「てめぇらバカップルに付き合わされる俺の身にもなってみろよ!このエロウサギ!!」
「だから急になんだよ」
歩の顔がこれでもかと歪み、眼光が鋭くなった。
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