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君のために
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〜廃ビル〜
カツンカツンとこちらに向かって歩いてるく足音。扉の前で止まりガチャリとドアノブを回した。
足音は扉を開け私の前までやって来る。
グハッ
腹にくる痛み。数回同じ場所を蹴られて髪の毛を引っ張られる。
「なーんだ。まだ生きてたんだ。早く死んでくれないかな?そしたら僕は圭太と結婚するんだから。」
「........」
「何か言いなよ。人形だけど一応口はあるでしょ?」
「........と、鳥谷くんは君と....つ、付き合って....いるんです....か....?」
「今はまだ付き合ってないよ。でもね、お前が死ねば僕は圭太と結婚するんだ。圭太もそれを望んでいる。こんなメモ1枚で自分を捨てるヤツなんかより僕の方がずっといい。ねえ、圭太も俺と結婚することを望んでるんだよ?だからさいい加減死んでくれないかな?」
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