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episode6-1 快楽
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携帯に『園田陸』と表示されたのはそれから数日経ってからだった。
指定されたのは近隣のラブホテルで、ためらいがちに扉を開けると4人がいた。
場所が場所なため全員今日は私服だった。
後ろ手に扉を閉め、奥に進むと突然そこでストップ、と陸に止められる。
「お前、そこで全部服脱げ」
「え…」
ニヤニヤ笑う4人の注目を一手に受けながら自ら脱ぐのには抵抗があった。
「いいから脱げよ。俺らの言うこと全部聞かねえと金は出さねえからな」
バイトはさせない、金はやらないとなると俺たちは本当に生きていけない。
唇を噛み、着ていたセーターから順に服を取り払った。
下着に手をかけたとき躊躇はしたもののそれもすぐに床に降ろした。
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