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好きだよ 3
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「…もう、勝手にしてください」
とうとう智哉は、ほんとにそっぽを向いてしまった。
「拗ねるな拗ねるな」
「拗ねてなんかいません」
「そっか」
俺はそう言って、智哉に近づき頭を撫でた。
ただ、なんとなくなでた。
そしたら智哉は、
「な、撫でないで下さい!お、幼い子じゃ、あるまいし…。」
と言って嫌っがているが、実際は、そうでもない。
顔は少し嬉しそう?う~ん、落ち着いた感じになってる。
それに、あまり抵抗しない。
まぁ、智哉は撫でられるのが好きだからなぁ~。
ちなみにハグもね。
「じゃあ、やめようっかなー」
そう言って撫でるのをやめた。
「あっ…」
「ん、どうした?」
「あ、いえ…何でもありません。」
「ふ~ん…、あ、あとちょっと下に行ってくるわ。」
「そ、そうですか…。」
智哉は何だか途中で撫でられるのをやめられて、ものたりなさそうだ。
それに、俺がこっからいなくなることが嫌そうだ。
「じゃあ、言ってくるわ」
そう言って、下にいこうとしたら
「…あっ、待ってください!」
と、智哉に呼び止められた。
「何?」
智哉に呼び止められてどうしたか聞いた。
そしたら智哉は、はっ、となった。
どうやら無意識に言っていたのだろう。
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