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好きだよ 4
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「あ、えと、その…」
「ほら、ちゃんと言ってみて」
俺はそう、優しく言う。
「…えと…その、な、でるの、やめて欲し、くないです。さっ、きはその、照れ隠しで
言っただけ、なんです。それに、下にいか、ないでください…だからその、もっと、
な、でてください。それに、ここ、にいてください…//」
俺は目を見開いた。
智哉がこんなこと行ってきたのが珍しかった。
普段智哉はこんなこと、ほぼ絶対にいわないのだ。
今みたいなことが起きたときはいつも俺が、
最終的にはおれてやれやれってなって、智哉,ほんとは、
撫でるのやめて欲しくないんだろ、って言って、いつもこんな感じだった。
今回は違った。
今こうして普段ほぼ絶対に言わないことを言ってきたのだから。
それにしても、智哉しゃべってる時、何げ上目遣いだった。
それにあと智哉、まだ顔が真っ赤っかだった。
それが正直、とても可愛く見えてしょうがなかった。
「そうっかそっか、じゃあ智哉の言ったとおり、
たくさんナデナデしてやるよ、それに、ここにいてやるよ。」
そう、目を少し細くし、微笑みながら言った。
そして、智哉が言った通りのことをしてあげた。
「……//」
智哉は、あまりの恥ずかしさに声がでないようだ。
けど、嬉しそうだし、満足そう。
しばらく智哉の頭を撫でてたら智哉の方から動きがあった。
えっ!
俺はまた、目を見開いた。
それは、智哉の方から俺に抱きついてきたのだ。
俺に近づいてきて、そしたら俺のわき腹に腕を回して、
顔を俺の胸に擦り寄ってだきついてきた。
…えっ!何、この可愛い生物は、、えっ!…
はっきり少し動揺してしまう。
「き、今日は智哉、甘えん坊だなぁ~」
なんか、俺まで顔が赤くなってきた。
顔が熱いから絶対そうだ。
「……べ、つに…」
「フフッ」
やっぱ、素直じゃないなぁ。
そして可愛い。
それにしても、確かに智哉はいつもより俺に甘えている方だ。
普段智哉はこういった一面を、全く見せない方だ。
珍しい。
それにしても何故?
…あっ、そういえば、最近俺色々と学校で忙しくて一緒に過ごす時間があまりなかったなぁ。
だからかなぁ?
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