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起きて
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「智哉、智哉しっかりしろ!智哉!」
「……っ…ぃ、や………ごめ…さ…」
俺は智哉を起こすため肩を揺すりながら、大声で言っていた。
けどなかなか智哉は起きなかった。
だから俺は智哉を起こし続けた。
「智哉起きろ、起きろってば智哉ァ!!」
「…も、ぅ…ゃ……!っっ!!」
「…やっと、起きた…で智哉、大丈夫か?」
智哉はやっと起きた。
「…………ふぇ?」
…どうやらまだ智哉は意識が曖昧のようだ。
そのせいかボーッとしている。
それになんのことかまるでわかっていない。
だからもう一回言った。
「だから、智哉悪夢にうなされてたけど大丈夫かって…」
「……ぁ、あぁ、はい、だいじょう……ぶ………で……」
「智哉?」
智哉は大丈夫と言おうとしてたら、いきなり静かになった。
俺はどうしたのか気になり名前を呼んだ。
…がしかし、応答がなかった。
だけどおよそ約分?くらい経っていきなり智哉は体をこ気味に震えだした。
それに顔がサァァーと一気に青くなった。
智哉は俺を見るとそれは更に悪化した。
…何故?
そう思った。
けどそんなことは一応置いといて、今は智哉が心配だ。
俺は智哉の名前を呼び、近づこうとしたら…
「智哉、だいじょうb「…!!……ぃ、やあぁぁ!!」
バンっ!
ドガッ!
「ぅわっ!いだっ…………?」
いきなりのことで脳が追いつかず、いまいち今何が起きたかよくわからなかった。
だがすぐなにが起きたのかすぐにわかった。
俺は今智哉に大丈夫かと言い、近づこうとしたところ、智哉につきとばされたのだ。
それで突き飛ばされて床に頭をぶつけた。
ぃ、やあぁぁ、という言葉といっしょに…つきとばされた…。
「……!…智哉どうしたんだよ、大丈夫だから」
「ぃやっ!来ないでください、嫌だ!」
俺が近づこうとしたら智哉は部屋中を逃げ始めた。
拒絶の言葉を言いながら…。
「智哉大丈夫だから、逃げないで」
「う、そだ嘘だ!っやだ」
智哉に優しく、落ち着かせるように言っても智哉はいっこうに効かない。
それでもおれはそういいながら追いかけた。
智哉をなんとかして、止めたかった。
このままでは智哉が壊れてしまいそうで…。
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