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出会い?始まり。
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無事昇降口までたどり着く頃にはもう30分もたっていて。
なぜだかコイツと話すのは2度目のはずなのにもっとまえから知っていたかのように心は開ききっていた
本当におかしい。
他にも騙されてる(本人は思ってない)話を少しきいた。
驚くのはそれらをちゃんとかわしていることだ
例えば幸運をもたらす靴を紹介されたらしいが、
『靴を履くだけで幸運ならこんな悲しい靴売りやってないで自分のためにかって履きなよ…』
と、いったらしい。支離滅裂だよ。つか、疑えよ。お前は馬鹿すぎる。
なんだかほっておいたらなんかなりそう。
でもコイツはいまのいままでそうやって生きてきて大丈夫らしいから大丈夫なんだろう。
…もやっとした。
まひろ「ふぅ…もう笑わせないでくれよ。」
藍永「勝手に笑ってるんじゃん。俺は真面目に話してんのに。まひろ君が勝手に笑ってるんじゃん。」
何で二回も言う。
だめだ、コイツのペースにはまったら抜け出せない。
まひろ「面白い話聞かせてくれたお礼に、アイスおごってあげる」
藍永「えっ!マジで!!アイスよりじこだまがほしんだけど!」
好きあらばそれかい。
いい加減、現実見ろよ…何でこんなに無邪気な顔したやつに言えないです。
何となくコイツが人を引き付けるのがわかった気がする。
ただ面白いヤツじゃない。
コイツは今まであったどんなやつより素直だ。
…イイヤツな気がする。
まだコイツを知って30分の仲だけど。
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