アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
なでなで
-
まひろがそんなことを考えている時、藍永は撫でられた感覚に時間差でまどろんでいて。
すれ違う人たちがドキドキするようなそのかおは少し赤く。
ふと、まひろを撫でたらどんな反応かなぁと
後ろに手を回し、藍永にしてはソフトな触りかたで
まひろ「!?」
少しビックリして殴られたと、さわれただけなのに感じるあの感覚で藍永を見る。
みたかおがやけにエロくみえたもので。
素直に撫でる行為を受け入れる。
くすぐったいという以外何もないが、藍永のかおに釘付けになる。
でも、そんなのほんの数秒のモーションで。
本人達の滞空時間はながめだが、時間的に10秒もない行為
すぐ、藍永の方がなにやってんだ俺と手を離す。
藍永「っ、あんな!?ちげーかんな!?
まひろが撫でたがんのわかんねーから、なでるっていいもんなのかなぁー…って、そんだけ!!」
ばつの悪そうな聞き苦しい言い訳だな。
まひろは、そんなのどうでもよくて
まひろ「…たぶん、藍永は俺がなんで撫でたくなるかわかんないと思うよ?反応が違うから。」
それ以上の説明は、ゲイっぽいからと、頭のどこかから聞こえた気がする。
他だ単に面白いからやってる。
自信に言い聞かせ。
甘い空気はすこしづつとけていった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 9