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結婚までの日々 28
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俺は、とりあえずレノン王子のズボンを脱がすことにした。
ホックを外し、チャックを下ろすと、下着に覆われたそれの形がはっきりとわかるほど硬くなっていた。
下着の上から触れると、さっきよりもレノン王子の熱が伝わってきた。
「ふっ…あ……んっ…」
レノン王子は歯を食いしばり、声を抑えようとしている。
…俺は今、レノン王子をどうしたい?
自分にそう問いかける。
…俺が気持ちよくなったように、レノン王子にも気持ちよくなって貰いたい。
俺は、レノン王子の下着から、彼の性器を取り出した。
直に初めて触れた時、レノン王子の腰がビクンと跳ねた。
レノン王子は息を荒げ、白いはずの肌を真っ赤に染めている。
俺は、レノン王子の性器に刺激を与えた。
「レノン王子…気持ちいいですか…?」
俺がそう問いかけると、レノン王子がゆっくりと俺を見た。
「ああ…気持ちいいよ。気持ちよすぎて、今にもイってしまいそうだ…」
気持ち、いいんだ…
俺は、レノン王子に快楽を与えることができていることを、嬉しく思った。
もっと、もっと、気持ちよくしたい…
俺は手を動かすスピードを上げた。
レノン王子の呼吸も速くなった。
レノン王子から出た液によって、俺の手が動く度にいやらしい音が響く。
レノン王子の腰が大きく動いた時、白い精液が勢いよく飛び出した。
俺はレノン王子がしてくれたように、ベッド脇に用意されていたタオルで、レノン王子の体や自分の手を綺麗にした。
はだけられていた所も、元通り、服で覆った。
「…ルナ王子」
「はい」
レノン王子に名前を呼ばれ、レノン王子の方を見ると、レノン王子にキスされた。
長い、長い、キス。
あったかくて、気持ちよくて、優しくて、大好きなキス。
レノン王子の唇が離れた。
俺は、トロンとした目でレノン王子を見上げた。
レノン王子は微笑むと、スッと立ち上がった。
「また、明日の夜来る。今日はあなたともっと近ずくことができて、本当に嬉しい。
…愛してる」
レノン王子はそう囁くと、俺の額に短いキスをおとした。
そして、俺がベッドに横になるのを手で支えてくれた。
「おやすみ、ルナ王子」
「おやすみなさい…あの、レノン王子もここで寝て大丈夫ですよ? このベッド大きいですし…」
「それはセックスをしてもいいというお誘いか?」
「ちっ、違います‼︎」
「ならば私は自室に帰るよ。続きはまた、な」
レノン王子はちょっと意地悪っぽく微笑むと、俺の頭をポンポンと撫でて、寝室から出て行った。
…なんなんだよ、もう…
いちいち行動がイケメンすぎて、好きになるのも時間の問題なのかもしれない。
そんなことを考えながら、俺は目を閉じた。
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