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No,9 朝菊 〜紳士的にお前に教えてるんだ〜
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あぁ、とうとう私は依存してしまったんでしょうね。
重たい溜息をつきながら机に伏せる。
すると隣から声が聞こえる。
「どうしたんだ菊、元気ないな」
「アーサーさん!」
「何かあったのか?クソ髭か?」
なぜこんなにも彼らは仲が悪いのだろう。
いや、仲がいいのかもしれない。
「まぁ、とりあえずこれでも食って元気出せ」
そう言い、渡されたのは暗黒物質。
彼曰く、スコーン。
今日も綺麗に真っ黒ですね。
「あ、ありがとうございます。ですが今は…」
「菊なら食ってくれるだろ?子供はいっぱい食べないと元気出ねーぞ」
最後の言葉は無視しながらもアーサーの顔が輝いている。
やはり食べたほうがいいのか…
「い、ただきます…」
恐る恐る一口食べる。
ああ、やはりいつもの味だ。
「あ、いた!って菊!」
「しっかりしろ!」
みんなの声がだんだん遠くなる。
気がつくとベッドに寝ていた。
「気がついたか。すまないな、睡眠薬を仕込んでたんだ」
睡眠薬を入れなくても十分に気絶させることが出来る。そう菊は思った。
すると小さな瓶に入ってる液体を飲ませた。
「ゲホッ…何なんですか」
「もうちょっと楽しませてくれよ」
そう言い、ズボンの上から撫でる。
「ひああっ!」
いつもよりすごく感じる。
まさか媚薬を…
「薬の効果か。気持ちいいだろ?」
服の上からでも感じる快楽。
もっと触ってほしい。
直接触れてほしい。
「勃ってる。そんなに触れてほしいのか?」
「…はい」
チャックを開け、ペニスを出す。
それを撫でると腰が浮いた。
いままでされてきた事と同じなのに媚薬だけでこんなに感じる。
自分をコントロール出来なくなってくる。
「もう濡れてる。いやらしい奴」
「言わない、で」
「じゃあ触らない方がいいか?」
菊は首を横に振る。
もうこの快楽から抜け出せない。
「なら、もう挿れていいよな」
挿れてもれえる。
そう思うと菊は微笑んだ。
「あーあ、完全に依存したな」
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