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朝菊続き
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ベッドという言葉は今の菊にとって暗くなる。
嫌ではないが腰に来るのが嫌だ。
「ご褒美なんて遠慮します!」
「でもベッドに行くって言っただけで何するかに分るほど意識してたんだろ?」
「うっ、だって…」
今のアーサーの行動からすぐに読み取れることだった。
だが意識もしてしまってる。
「シたいんだな」
「不可抗力です!」
「はいはい分かった分かった。つまりシたいんだな」
「違いますうう!」
「ベッド着いたぞー」
いつの間にかあの場所に着いた。
「降ろさないで下さい!」
「さっき降ろしてって言ったじゃねーか」
「わっ!」
ベッドに降ろすと顔を近づける。
「おお落ち着いて下さい!」
「お前がな」
にこにこ笑うアーサーに対してムッとする。
「これが落ち着けるわけないじゃないですか!犯されそうなんですよ!」
「だから落ち着いて力を抜け。そしたら痛くないから」
「そういう意味じゃないです!」
さっきから話がズレてくる。
なんでそっちの方向に話を向けてくるのだろう。
「挿れる気でしょう」
「当たり前だ」
「なんですか、その清々しい笑顔は!こっちは腰が死にそうなんですよ!」
「大丈夫だ。今までも触ったり舐めたり…」
「うわああああ!それ以上は!」
恥ずかしい過去が明かされる。たしかに事実だけども…
「私、今日腰が…」
「ヤってれば気にしなくなる。大丈夫だ」
この手段はすぐに砕け散って敗北に終わった。
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