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ロヴィ菊
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「そう落ち込まないでください」
「落ち込んでねぇぞ、コノヤロー……」
頭を撫でられながらも、くるんは歪んでる。
彼はさっき珍しく仕事をしていると弟であるフェリシアーノから「俺の兄ちゃんは働かないんだ!この偽物め!」と言われ、殴られたそうだ。
「俺が働いて悪いのかよ…」
「いつも働けばいいのですよ」
苦笑いしてそう返す。
それ以外言葉が思い浮かばない。
「そんなにメソメソしないで下さい。フェリシアーノ君もあとで謝ってきますよ」
「もうちょっといい慰め方ないのかよ…」
「うーん…ならお饅頭でも作りますね」
キッチンへ行こうとする菊の腕を掴み、引き寄せた。
そのまま押し倒すとロヴィーノは妖しい笑みを浮かべてる。
「ロヴィーノ君!どうしたのですか」
「俺のやり方で慰めろよコノヤロー」
「ちょっと待っ……ぅん…」
突然のキスで驚きを隠せない。
もう彼は機嫌が直るまで止めてくれないらしい。
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