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記憶喪失
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久々に学校に来た。
心さんは行かなくてもいいって言われたけど、退学とかやだもん。
無理言って来た。
ざわざわ
ガラッ
「おはよぅ…」
ヒソヒソ…
「おはよう、てか、颯斗だったっけ?久々じゃん。」
返してもらえたっ!
「颯斗です!久々に登校してきました...!」
「あははっ、なんで敬語なのw」
「あははっ」
「意外に颯斗君ってぇ、面白くてイケメンだょね。 」
「ええっ?!そ、そんなわけないない!」
「あははっ」
初めてクラスと馴染めたなぁ。
放課後---。
「颯斗バイバイっ!」
「うんっ!ばいばい!」
みんなと仲良くなれた!
そのせいかいつもよりしんどくて頭が痛い…。
「おい?颯斗?大丈夫か? 」
あ、と、誰だっけ?
「誰...?」
「咲斗だって!」
「あ…咲斗ぉ、しんどい…。」
「保健室行くか...」
ピンポンパンポーン
『1年B組安藤咲斗至急職員室へ来なさい。』
「わり、颯斗。ひとりで行けるか?」
「うん、怒られないようにね……」
「おう、気を付けろよ。」
「うん、ばいばい」
しんどくて、早く帰りたかった。
だから。すぐ校門を出て家に帰る途中に、頭がクラってして、そこからは意識がない。
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