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無理
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次の日の朝起きると心は…いなくなっていた。
置き手紙が置いてあった。
心らしい。字がとても綺麗だ。
「颯斗へ。今までありがとう。
とても楽しくて忘れられない日々でした
颯斗と一緒にいれて、付き合うことが
出来てすごく嬉しかった。
もうあんなふうに暮らすことは
できないけど、颯斗は幸せになってね
本当にありがとう。 心」
これを読んでるうちに涙がぼろぼろ溢れてきた。
「心っ…帰ってきてよ…心がいないとっ幸せに…なれないっ…」
心はもう、いないのに今更何を言っているのだろう。
心のおかげで幸せになれたのに…
俺の人生…心なしじゃ生きていけないよ…
無理だよ…
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