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「き、気持ちよかった...けど...」
「けど??」
「ずるい...」
俺がそう言うと、日向は微笑みながら言った。
「嶺音が俺のものになった時に、
上手にキス出来るように練習したんだよ。」
日向が、俺のためにキスの練習をしてた...?
日向は、再会する前から
俺のことを好きでいてくれたのかな...
そうだったら嬉しいな…
「日向、ありがと」
俺は顔を背けながら日向にお礼を言った。
目を見て言ったら蒸発しそうなくらいに
恥ずかしかったからだ。
それに、今なら言える気がする。
誘える気がする。
日向とひとつになりたいって。
「あのね日n((プルルルルル...プルルルルル...
言おうとしたタイミングと丁度被って
日向の携帯が鳴った。
「あぁ、ごめんね。電話来たから出るね。」
日向はそう言って、電話に出てしまった。
やっと、今なら言えると思ったのに...
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