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ずっと好きだったんだ
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「ひっく...ひなたぁぁぁ...うっ...うっ...」
火影日向、俺は今までこの単語を
自然と避けていたんだと思う。
日向の事を思い出してしまう事を恐れてたんだ。
「なんで...ひっ...なたぁぁ...」
俺は日向の名前を口にしながら
収まることなく溢れ出す涙を流していた。
達実さんが何も言わず、俺をそっと抱きしめる。ほのかに男物の香水の香りがした。
「ひなたぁぁぁ...あいた...うぐっ...」
いつも俺の傍に居てくれた、日向。
一緒に居るだけで楽しかった、日向。
ずっとまた会いたいと願っていた、日向。
写真の中で微笑んでる日向は綺麗だった。
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