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準備
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その日からは忙しかった
この学校には演劇部がないため自分達で道具を作らなければいけない
俺は衣装担当
はじめは絶対自分の服だけは男物に変えてやる!
と意気込んだがなぜか俺のだけ作られてあった
…なんで?
聞くと「絶対おまえ男物に変えるだろ」
と最もな事をキャバクラ書記に言われてしまった。
あ、キャバクラ書記さんの名前は岸先輩です
チクチク
ガタガタ
チクチク
ガタガタ
手縫いとミシンを使い分けていく
やっているうちにだんだん楽しくなって余った布でポケットをつけたりアクセ的なモノも作ってしまった。。。
それをみたアイツが
「女子か。」
と的確なツッコミをいれてきた
…………反論できない
昌はバカにしてるつもりはないんだろうが
「美弥は器用だし華奢だし髪綺麗だし女顔なのになんで男なんだろうね?」
と言ってきた
いや、これはバカにしてるのか…?
褒めてくれたのは島田先輩と会長だけ
二人とも
「…良い仕上がりだな」
「おっ!頑張ってるね!…………間違ってもメイド服とコスプレ系は作らないように」
意外とはやく終わったので昌の作業を手伝っていた
昌はドがつく程の不器用でペンキで色をつけるだけなのに手こずっている
「…………のいて、俺がやるから」
「あ!美弥だー良かったぁ…救世主だね!」
「………そっちやって」
「はいはーい」
こんなので国際交流会に間に合うのか…?
…………え?
…………俺は気づかないうちに国際交流会が楽しみになってたみたいだ。
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