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ゲーム
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「はぁ…つかれたわー!ここまで何時間かかったと思う!?三秒でお答え下さい!」
「…………えっ、さ、三時間」
「ぶっぶー!!そんなもんやないよ!まぁ俺は寝とったけんわからんけどー」
「…………けん?」
「………方言や」
「…………なんかごめん」
「……ええんよ」
「「………………」」
てか、こいつ誰なんだ?
外見は太陽と反射して眩しい金髪。
ピアスをつけた両耳。
パッチリとあいた目。
小さい口。
身長は平均くらい。
一言で表せば…可愛いヤンキー
不良じゃない。ヤンキー。
こいつはグレたのではなく何かを真似してる気がする。
気がするだけだが…
「……あんた誰?俺の何を知ってるの?」
「…………あんた本当に覚えてないん?」
「………は?なんのこと?」
「覚えてないんか…あのゲーム…」
「……ゲーム?なんの?」
「小学校で流行ったやつよー」
小学校で流行ったやつ…?
俺には某ゲーム機が何台かしか浮かんばない
「道具はあんま使わん。まぁ使うときもあるけど」
…んー?ドッチボール?
でもあんま使わんってことはボール遊びじゃない。。。
「…………なんのゲームだ?」
男はとっておきの冗談を言うみたいに口角をあげた。
「"贄"や。」
「…………に、え…?」
その瞬間俺の中の何かのロックが外れた気がした。
……….思い出した。
あの雪の日昌は美弥を裏切ったんだ…
俺の、昌の大事な…
_____ 。
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