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許さないよ
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美弥はふぅっとため息をつくと昔のような、今日あってからは一度もださなかった昔の面影。美弥を連想させる凛とした声、凛とした表情で言った。
「………………私は昌を許さないよ。」
「…っ!!」
「…ちょっ美弥!?」
美弥…その顔でその声で言うのは反則でしょ…。
昌はポツリと涙を落とした。
下を向いていて表情はよく分からないが次々と机にシミができていく。
「………ハハ。。。そう、だよね…。うん、本当、ごめんね…?こんな…こんな幼馴染でごめんね…?!…うぅ…ごめんね…ごめん…ね…」
昌はずっと謝っていた。
やっぱり実際言われたらきついよな。。。
でも俺は気づいてしまった。
美弥の顔が穏やかなことに…
?
こいつあんな突き放しといてなんでそんな顔…
「………………本当あの時は私自殺も考えた。昌に嫌われたと思って、、、。でもずっと恋夏が隣にいて自殺しようにもできないし…部屋から追い出したけど…恋夏が毎晩こっそり居候先に電話かけてくるし…でなかったけど…恋夏がいつの間にか美恋昌のアルバム作ってるし…表紙塗りつぶしたけど…」
………………俺の扱い酷くね?
昌も笑いそうになってる。
でも初めの言葉が引っかかるんだろう。
自殺しようとした____
美弥はまた口を開く。
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