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挨拶
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「………………じゃあこれからも恋夏のことよろしくお願いします。本当素直じゃないけど根は優しい奴なんで…」
「…ちょっと美弥!わざわざこんな奴に頭下げる必要ないって!!」
「………………はぁ。にぃが頼りないからでしょ?もうちょっとにぃ…恋夏がしっかりしてくれたらこっちはこんなに苦労しないのに」
「…もう兄妹喧嘩はよそでしなよ。。。」
「「うるさい。女顔」」
「……なっ!?それ気にしてるんだよぉ~…?」
「はいはい。久しぶりに三人で会ったんでしょ?仲良くしなよー?」
「はぁ?お前に関係…」
「………………本当うちの馬鹿が迷惑掛けますが何卒よろしくお願いします。」
「もーだから頭さげるなって!」
「はいはい…きょ」
「「黙れ。女顔」」
「………気にしてるんだってば!!しかも言葉きつくなってるんだけどー!?」
これを延々と続けていると美弥がふわりと笑った。
「………………にぃ愛してる。辛くなったらいつでも電話してね?なんなら家に帰っておいで。でも私に相談する前に頼れる人を頼るんだよ?恋夏大丈夫だよ。私は何があっても恋夏の…にぃの妹だから。。。」
なんて、涙を浮かべながら言いやがった。
そんなの…そんなの…っ!
「…み、やぁ…うぅ…ちゃんと…電話するからねっ!家にもたまに帰るからねっ!相談もするからねっ!…だから泣かないでぇ…っひく…美弥…あい、してるぅ、、、」
貰い泣きしちゃうから…!
地味に昌も泣いてる。
あれ?島田先輩も?
先輩は…どこで泣いたんだろうか…
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