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再・電話
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俺はすぐあいつに電話した。
あいつなら答えを導きだしてくれる。
そんな気がした。
3コール後に聞き覚えのある声がした。
『………………もしもし。』
…聞き覚えのある不機嫌そうな声がした。
『………………ねぇ。さっきさあたし稽古してくるって言ったよね?ねぇ?なのになんでかけてくるの?馬鹿なの?馬鹿だろ?大体…』
~10分後~
その間俺は一言も……いや、相槌と謝罪以外喋らなかった。
否、喋れなかった。
声とオーラで殺されそうだった。。。
『………………はぁ、まぁ今日は先生来れなくなって1人で自主練だから別にいいけどさ。もし先生いたらあたしが怒られてたんだからね?わかってる?』
「…はい。すいませんでした。。。」
『………………はぁっ。もういい。で?』
「…ん?なに?」
『………………お前死にたいのか。よし。よーく伝わった。これから坂井家に代々伝わる必殺拳法で貴様を殺してやろう。』
「…え!?なんで!?いやいやいや!!え!?なんで怒ってるの!?」
なんで美弥怒ってるの!?
俺、何かした!?
『………………はあぁぁあ。で、用件はなに?』
「………あっ、えっとねぇ。そ、相談…なんだけどねっ?聞いて…くれる?」
『………………貴様は女子か。コイバナ中の女子か。』
「なんで!?どこに女子要素があったんだよ!!」
『………………言葉の全て。』
「なんで!?」
美弥ストレス溜まっておかしくなってんじゃねーのか!?
俺が女子みたいなわけないだろ!!
あり得ない!!
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