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素直に
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電話を切ってからも美弥の一言が頭から離れない。
…いやそれはないでしょ。美弥さんや。。。
1人で悩んでいるとそこに事の発端であるアイツが呑気に帰ってきた。
だが、俺はさっきの美弥の言葉もあって顔が見れない。。。
「たっだいまー!」
「……っこの馬鹿野郎!!」
「なんでっ!?」
「…なんでもないっ!!」
「情緒不安定か!」
「…もううるさいっつーの!!」
「なんで俺きれられたの!?」
あぁぁぁあ!
美弥が変な事いうから!!
『それはさ…しぐ、、ゴホンッ…その人の事好きなんじゃないの?』
「……え…………」
『好きだから襲われたことを覚えておいて欲しかったんじゃないの?」
「……あ、ありえない!!俺が時雨のことす、好きなんて。。。」
『……………名前言っちゃってるよ?』
「………あ。」
『………………まぁ後は素直になりなよ?』
そう言って一方的に切られた電話。
いやいやいやいや!!
なんでそうなるの!?
ありえないから!!
俺が…あ、アイツ好きなんて。。。
てか!!
素直になれって言っても。。。
素直ってなんだよ…
どうしたらなれるんだよ。。。
わからんないっつーの!!
とにかくこその状況をどうにかせねば…
そして今に至る。
事態は一つも進展せず、後退もせず…
そしてまた全員が揃ってしまった。。。
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