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昌いじり
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お茶とお菓子を食べてすこし落ち着くと昌が
「…美弥元気そうだった?」
「美弥なんて言ってた?」
「美弥辛くなさそうだった?」
「美弥ちゃんと笑ってた?」
「美弥と何を話したの?」
…………………もういいよね?
「…ねぇ美…」
「美弥美弥美弥美弥うるせぇわ!!」
途中からみゃーみゃーにしか聞こえんかったわ!!
「…な、なんでそんな怒ってんの…」
「お前なぁ…美弥のストーカーか?この美弥大好きヤローが…。始めはまだいいけど三回目の質問からは質問多すぎてちょっと引いたわ…」
俺は昌に憐れみの目を向ける。
「いやそんな顔しないで!?特にその目!!可哀想な目で見ないで!?悲しくなるから!!」
「…はぁ。おい、美弥大好きヤロー」
「…………………それはおれのことかね?恋夏くんや」
「そうだよ、ま…美弥大好きヤロー。」
危ない危ない。
危うく名前を間違えるところだった。。。
「なんで一回昌って言いかけてやめたの!?」
…………………はて、なんのことやら。
「…美弥そっくりの顔でそのうざい顔されたら腹立つわー。従兄弟とかずるすぎでしょ。」
ブツブツと美弥大好き変態ヤローが呟く。
ふむ。美弥にそっくりの顔。。。
俺は変態の肩をつんつんとつつく。
なんと変態は振り向いた…!!
まぁ当たり前か。
それを確認した俺は精一杯の演技で言う。
「…………………昌。気持ち悪い」
「…うわぁぁぁあああああ!!」
変態が頭を抱えて唸る。
「美弥の顔で…!!美弥の声で…!!おい!!クソ恋夏!!なんの嫌がらせだよぉぉおお!!」
初めて見る昌の表情に戸惑いながら答える。
「え?暇つぶし?」
「…………………」
俺は無言で外に投げ捨てられました。
…やっちゃった。
まぁ昌ならいいか。
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