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クソタイミング
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やっぱりしんどいわ。。。
寝よう。
んんっ…よく寝た…
かれこれ5時間寝てんな。。。
ならもう放課後じゃん。
トントントントンッ
ジューッ ザッザッザッ
料理してる音がする。。。
誰?人の部屋で勝手に…オカン(昌)か?
気の利く幼馴染だな。俺もそろそろ起きるか。
「…昌ー…何してるん?…あれ?」
昌じゃない…背が高い…
「あっ、恋夏起きた?」
「………なんで時雨がいんの?」
なんでこいつが?
てか料理もできるとか完璧かよ…
「いやー今頃部屋で一人寂しく野垂れ死んでんじゃないかな〜?と、思って看取りにきたんだよ」
「最低な理由だな!?」
まぁそんな感じだろうとは思ってたけどね!?
「ははっ!うそうそ、恋夏が心配でね。お見舞いがてらお腹に優しいもの作ってあげようと思って。」
時雨…お前…
「……良い病院紹介しようか……?少しはストレスも発散したほうがいいぞ…?」
どんだけ疲れてんだ…?勉強か?予習復習頑張ってんのか?
「なんで!?俺的優しさじゃん!!」
やさ…しさ…?
「哀れみの目を向けないで!!?」
「てかうるさーい」
「理不尽!!」
こいつのテンションうっぜww
まぁ朝からテンション下がってたからちょっと有難いけど…
「俺はこんなコントをやりに来たんじゃないの!」
「じゃぁ何しに来たんだよ。」
「ちょっと酷くない!?……あー…ゴホンッ…坂井恋夏さん。俺と付き合ってください!」
……………………………。
…………………………………………Ha?
「…はぁぁぁぁぁぁあああ!?タイミングもその他諸々もおかしくない!?ムードもクソもねぇわ!クソタイミングだわ!」
「だって我慢できなかったんだよ!」
「ちょっとは頑張れよ!!」
「てか、恋夏顔真っ赤だよ?熱まだひいてないんじゃない?」
急に俺のおでこに手を伸ばしてくるから俺は反射的にその手を叩いた。
「痛ってぇ!!え、なんで!?」
「条件反射だよ!!」
「理不尽すぎね!?」
絶対ぜーーーったい教えてやんねぇよ。
このほっぺたが熱い理由。
おでこを触っても熱くはない。微熱程度だろーね。でも、ほっぺたは高熱だよ。
絶対にドキドキしてるなんて教えてやんないけどねっ!
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