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【一松×カラ松】一松side
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カラ松の両足を、太い紐でキツめに縛る。興奮している所を気付かれないために、カラ松と目が合わないように気をつけた。
カラ松の手足を縛ったのにはもちろん理由がある。それは、カラ松を好き勝手にするため。それと───
カラ松を俺の物だけにするため。
俺はただただカラ松を愛したかった。そして愛されたかった。それなのに、何故か素直になれなくて。後悔した事は数え切れない程ある。だから今回はカラ松を愛してあげたいと思った。
俺はカラ松を押し倒す。この気持ちをすべてカラ松に送りたいと思う。
「カラ松、今から愛してあげる」
「え…んッ」
カラ松が少し言いかけた所で、カラ松の唇に俺の唇を押し付ける。小鳥が啄むようにキスをし、そのうちディープキスになる。俺達は、唇を重ね合わせ、舌を絡め、時々声を出しながら時は過ぎていった。
* * *
キスをしてから1時間くらい経つ。1時間前から、カラ松を目隠しさせ、乳首を舐めたり、フェラしたりした。カラ松はもう脱力し切っていて、話す言葉もない。多分こんなふうにヤッたのは初めてだから疲れたのだろうか。
そして俺はカラ松を風呂に入れた。そして今、服に着替えている。
「大丈夫…?カラ松」
「あ、ああ。大丈夫だ」
「大好き。カラ松」
俺はそう言い、着替えている途中のカラ松を抱きしめる。カラ松は恥ずかしいのか、顔を赤くし、言った。
「俺もだ。兄弟の中で一番好き」
カラ松が照れながら、軽く笑った。カラ松が何かをする度に愛おしくなる。外はまだ眩しいくらいに暑かった。
夜。
いつものように、六つ子全員で銭湯へ出掛けた。周りのおそ松、チョロ松、トド松、十四松はいつも通りの様子だが、俺は気まずかった。いつも通りの様子を装っていればいいのだが、気になってしまって、挙動不審になる。
いざ銭湯へ着くと更に挙動不審になる。服を脱いでいる時も湯船に浸かる時もカラ松が気になってしまう。
「なぁ一松、お前さっきから変じゃない?」
「は?」
いつもは鈍いはずのおそ松に気付かれてしまった。思いがけない一言に、俺は固まる。
「いやー、さっきから様子変だろ、一松。どうしたのかな~って思って」
「ななんでもない」
あっそ、とおそ松は言い、しばらく風呂に浸かる。何分かして、俺達は風呂から上がった。服に着替えている時もやはりカラ松をチラチラ見てしまう。カラ松はいつも通りの様子だった──
* * *
深夜。
俺達六つ子は、皆夢の中。しかし、俺は1人、起きてしまう。隣のカラ松が気になってしまってしょうがない。何故だろう。
そんな事を気にしていると、寝相なのか、珍しくカラ松が寝ている俺に抱き着いて来る。少し驚いたが、正直心地がいい。
(別に寝ているんだから今だけ素直になっても…)
俺はカラ松を抱きしめ返す。何故かいい匂いがしてくる。香水でも付けているのだろうか。抱きしめていると何故か罪悪感のようなものを感じ、すぐに手を離す。そして俺はカラ松に背を向けた。が、カラ松はまだ抱き着いてくる。そんなに寝相が悪いのだろうか。
「寝相じゃないから」
ふと、耳元で囁き声。まるで心を読んだような一言。振り向きたくてもカラ松が抱きしめていて振り向けない。
「俺、発情してきた」
これはカラ松の寝言。…ではない。普通に耳元で囁いている。
「ヤらない?」
色っぽい声で囁いているカラ松。ヤリたいけれど、ヤリたいとは言えない。だって、素直になれないのが自分だから。
するとカラ松は俺を抱きしめていた手を離した。何をするのかと思うと戸惑ってしまう。
…カラ松は手を、俺の服の中に入れてきた。
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