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【一松×トド松】一松side
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「一松兄さん暇だね」
「そうだな」
トド松は、歩きながら背伸びをする。今はコンビニ帰り。暇だから、トド松と2人で行ってきた。空は眩しいくらい太陽がさしている。
「もうこんな季節かぁ?」
トド松は眩しいという素振りを見せ、コンビニ袋を揺らして歩く。考え事をしていれば、いつの間にか家に着いた。
「ただいまー」
トド松が言う。でも、家の中からは返事がしない。
「誰もいないようだな」
俺は口を開く。それに対し、トド松は言う。
「そうだね。てか家が留守って久しぶりじゃない?」
トド松が俺に笑いかける。俺達は家へあがると、いつもの階段を上り、いつも部屋へ入る。やはり、他の奴はいない。
「一松兄さん、何する〜?暇〜」
「寝るしか無いだろ」
「はぁ、だよねぇ」
トド松はコンビニ袋を置き、床に寝転がる。
「暇」
「暇」
本当に暇だ。しばらく沈黙が続く。
「…ねぇ」
少し緊張したような声で、トド松が言う。
「…セックス……しない?」
えっ?そう問いかけようとしたが声に出ない。何故だろう。
「…多分、皆は夕方まで帰って来ないだろうし」
「……」
「…お願い…」
「…いいよ」
「ほっ本当!?」
そう言うと、トド松は正面から俺に嬉しそうに抱きついてきた────
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