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矯正終了です5
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「ぅえ?え?ちょ、え??」
「ぅ、…ヒック…ぅ、この…っ」
予想外過ぎてなんの対応もできねぇ!
梶浦は足を抱え込み頭を膝に埋めた
「ぅ、アイツら…ヒック、ぶっ殺してやるぅ…ぅ」
俺の存在に気づいてない?
いや、確かにさっき目が合ったよな
小さく震える梶浦の背中。
思わず俺はその背中に手を当てた
しゃくりをあげながら泣いている。
「なんだよ触んなっ!」
すぐに振り払われてしまった。
また目が合う
「…ヒック、お前…何でここに…」
「あ、いやぁ!なんでかなぁ!?」
目覚ました時の事考えてなかったぁ!
咄嗟に手に持っていたティッシュペーパーを自分の背中に隠し、笑顔を作る
「あ、まさかお前アイツらのグルか!?こんのっぶっ殺してやる!!ヒックっ、」
「うわわ、違ぇよ!あんな奴らとつるんでる訳ねぇだろうが!」
俺に殴りかかろうとする梶浦を必死で止める。
でも、なんて説明すればいいんだ?
俺がここにいる理由…。
どう考えても不自然だ。
そもそも梶浦は矯正屋の事を知っているのだろうか
俺が依頼人だとバレたらどうなるんだ?
「えーと、えーと、あれだ!お前が変なその…三人組に変な事されてんのたまたま見かけて…だから、その、た、助けに来た!!!」
「…」
「…」
「…」
「( ´∀`)」
そりゃぁ、そんな目で見るよなぁ。
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