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同思5
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取り乱した影山の前髪の隙間から影山の目が見えた。
下がった眉毛、俺の言葉に驚き大きく見開いた目。
「俺は矯正屋の関係者じゃないからな!」
「…」
無言で目を反らした影山は大きく息を吐いた
そしてゆっくり俺の方を向くと、
「どういうこと…?」
と、ゆっくり言った
ーーーーーーーーーーーーー
時刻は午後7時。
今俺は、影山と駅から離れたファミレスに来ている
お腹は空いていたけどなにかを頼める雰囲気ではなかった。
影山もその空気を察しているのかメニューさえ開かない
「…その、矯正屋の事なんだけどさ」
俺が先に口を開く
ご飯時と言うこともあってファミレスはすごく混んでいたけど、俺たちと同じ高校のやつらはいないみたいだ
離れたところを選んでよかった
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