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秘密5
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「しゅ、駿ちゃん…?」
今村が驚きの声を漏らし、俯いたままの梶浦は肩で息をしている
クラスの視線は梶浦から俺へと変化したが、
俺はもちろんなにも知らないふりをして驚いた表情を作る
「駿ちゃん…?」
再度今村が呟く。
その瞬間梶浦が猛スピードで教室を出ていってしまった
「駿ちゃん!」
すぐさま梶浦の後を追う今村。
教室内に不穏な空気が漂ったが、俺の心はにこやかだった。
俺が無理矢理言わせたことだったが、梶浦に一緒に帰ろ何て言われてしまった。
やばい…にやける…
梶浦と今村はそのまま一時間目の授業は出ず、二時間目からやって来た。
帰って来た梶浦は一瞬も俺と目を合わせない。
携帯にも手をつけないようにしている様子だった
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