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執着1
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放課後。
俺は梶浦に
『今日はお疲れ(^^)d』
と一言送り、ラーメン屋のバイトに向かった。
影山も今日はシフトに入っているらしく先にいっているらしい
階段を下り、下駄箱で靴に履き替える。
ふと3年生の下駄箱に目を向ける。
すると、
あ。
そこには矯正屋のメンバーで、俺に最初に話しかけてきたマウンテンアンダーがいた
咄嗟に壁の影に隠れてマウンテンアンダーの様子をうかがう。
マウンテンアンダーはちいさく鼻唄を歌いながら靴を履き替え、そのままその場に座り込んだ。
携帯を開きゲームを始めたようだ
誰か待ってんのかな…。
そうだ、俺は矯正屋の悪事をやめさせよう作戦を実行してる途中だった
思いの外梶浦にハマってしまって忘れかけてた…。
しばらくの間マウンテンアンダーを見ていたが、特になにも変わった様子はない。
しかし俺は気づいたことがある。
マウンテンアンダーが座っている奥の方の壁に人がいて、そいつもずっと、
マウンテンアンダーを見ていることを…
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