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執行3 ~影山 空~
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放課後になり、体育準備室に向かう。
今日は草野くんと一緒に帰る約束をしてたのに…
体育準備室は渡り廊下を渡った先にあって、不気味な雰囲気を醸し出していた
「失礼します」
ノックをしてドアを開けるが、中には誰もいないようだった。
「佐藤先生いらっしゃいますか?」
声をかけても返事がない。
やっぱりいないのかな。
僕は先生が来るまでその場で待つことにした。
こんなことなら本を持ってくるべきだった
しばらくボーッ止まっていると、ドアが開いた
「あ、佐藤せん…え?」
やって来たのは、佐藤先生ではなく
「今村…くん?」
どうして今村君が来たんだろう。
今村君も佐藤先生に呼ばれたのだろうか…
正直、僕は今村君が苦手だ。
いつも梶浦くんと一緒にいて、最近はよく草野くんにちょっかいを出しているから
「……。」
僕が黙っていると、
「よぉ」
と今村くんが口を開いた。
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