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執行4~影山 空~
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「…、」
なんだかまがまがしい雰囲気に、思わず黙り込んでしまう
「無視してんじゃねえよ」
低く静かな声、今村くん…怒ってる?
「ご、ごめんなさい…」
「なんか謝ることでもしたの?」
「え…?」
「なんか俺に謝るようなことでもしたのかって聞いてんだよ!!」
「⁉」
「心当たりあるんだろ?」
突然大声で怒鳴る今村くん。
怖い。
体の大きな今村くんは僕に近づいてきた。
思わず重ねてあった運動マットに座り込むがそのまま腕を捕まれ、マットに押し付けられてしまった
「……へ…ぇ、?」
声が震える。怖い。何が起きてるの?
「俺が、てめぇを矯正してやるよ」
背中がゾクッとした。
『矯正』
この言葉を聞いて僕は今村くんの目から顔をそらせなくなった。
低い声は体育準備室に重く響く
「や、やだ…っ」
抵抗するのももう遅く、押さえ込まれた腕を振り離すことも出来ない。
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