アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
新聞2
-
俺のこの梶浦に対する気持ちはなんだろうか。
目が合うと嬉しくなって、こう、抱きしめたくなるって言うか…。
まぁ、どうでもいいか。
ホームルーム。
「夏休み前にあるスポーツ祭みんな忘れてないだろうな。今日はその選手決めを行う」
スポーツ祭。
普通の運動会ではなく、サッカーやバスケットボールなど。
チーム戦で行うものを競う行事だ。
黒板には、サッカー、野球、バスケットボール、水泳。
と書かれていて、
この中から好きなものに参加するらしい。
俺は断然サッカーだな。
皆が各々黒板に名前を書いていく。
俺もサッカーのところに名前を書き席につく
幸いなことに人数がいい感じにバラけすぐに決まった。
「あ。」
思わず声が出た。
なぜって、梶浦もサッカーを選んでいたからだ。
もちろん今村も。
「駿ちゃん!サッカー一緒に頑張ろうね!」
テンションMAXの今村はいつもの犬のごとく梶浦の周りで飛び跳ねていた
「よーしじゃあこれ各々覚えておくように。日にちが近くなったらまた連絡します」
担任はそう言って教室を出ていった
スポーツ祭のクラス代表が当日までのスケジュールを話始める。
「スポーツ祭は学年問わず行うから!
みんなランダム!
各競技練習も何回かする予定だから忘れないようにしといてください」
学年問わずランダムってことは混合チームってことか…
後から影山に聞いたら、影山は水泳を選んだらしい。
「運動はほとんど苦手だけど、泳ぎなら…」
と照れ臭そうに言っていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
123 / 168