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新聞3
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スポーツ祭まであと1ヶ月。
第1回目の全校練習が始まった。
サッカーを選んだ生徒が校庭に集まり、チームを組む
そのチーム決めを取りまとめたキャプテン、今朝礼台の上に立ち指示を出している
3年生山下良太。
通称マウンテンアンダーだった
「1年とりあえず適当に3グループに分かれろー!!あ、嘘、4チームー!」
何て適当な仕切りなんだ…。
焦げ茶色の髪をなびかせながら時々ちらつくピアスにファンらしき集団ががざわめいている
「ていうか、マウンテンアンダーってサッカーするんだ。」
思わず呟く
「当たり前だろ!!」
「え!?!?」
突如現れたそいつは、デカイ黒ぶちメガネ。小暮翔だった
「小暮!?お前なんで?」
「山下先輩はサッカーが上手いで有名な最高な原石っ!」
「げ、原石…。あーそっか。お前山下先輩のファンだもんな」
「そ…違うっ!!僕は新聞部としてサッカーを選んだだけだ!」
「ふーん」
「なんだよ!」
「別にぃ」
俺がニヤリと笑って見せると小暮は大きく頬を膨らましてそっぽを向いた。
そうこうしているうちに着々とチームが決まってきたみたいだ。
俺たち1年生もじゃんけんで4チームに分かれた
「よーしっ。決まったら適当に学年くっつけるからー!」
「「はーい」」
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