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生徒会長1
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練習だったとは言え久しぶりに大好きなサッカーができたことに満足だ
殆んど梶浦の練習だったけど…。
俺は疲れた体とは裏腹に晴れやかな気持ちでバイトに向かった。
今日は影山はいない。
水泳の練習はどうだったのだろうか、明日聞いてみよう
「いらっしゃませー」
はなの金曜日と言うこともあって店内は賑やかだ。
「今日お客さんの数えげつないっすね」
「そうだな~。あ、そういえばさっきお前と同じ高校の制服着てる子来てたぜ?」
店長がそう言って店の端にある席を指差した。
背を向けて座ってるから顔が見えないが、制服からして同じ学校だろう
まさか…矯正屋じゃないだろうな…
俺は恐る恐るその後ろ姿を見つめた。
でも、髪型的に考えて違うか。
そこに座っている生徒は、色素の薄い髪色で染めているかのような髪の毛だったが、
その色は自然できっと持の髪の毛だろう。
しかも、1人ではなかった
「一緒にいるの彼女か?
男子校だって言うのに、やっぱりいるやつはいるんだなぁ~」
横で店長が笑いながら言う
そう、生徒は女の子と一緒にいるのだ。その人も制服を着ていて、胸元の赤いリボンが輝いている。楽しそうに笑っている女の子
俺があまりに真剣に見てしまってたせいか、その女の子と目が合ってしまった。
やべっ
咄嗟に目をそらす
…すごいスピードで逸らしてしまった…。変に思われてないかな。
そう思い、もう一度流し目でそちらを見る。
あ。
今度は二人と目があった
俺と同じ学校の生徒もこちらを見ていたのだ。
すぐに逸らすのも可笑しいかと俺が戸惑っていると、男子生徒がにこりと笑った。
あれ?俺この人知ってるかも…
どこかで見たことがある顔だった。
、、、あ!
見たことがあるのは当たり前だ。
だってそこに座っているのは、生徒会長なのだから。
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