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生徒会長3
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月曜日。
今日は月に2度ある全校集会の日。
いつもはめんどくさくて嫌々参加していた集会だったけど、今日は違う。
胸を踊らせながら体育館へと向かった
約2000人もの男子達が集まり、ざわざわと騒がしい空間。
しかし、舞台に一人の生徒が上がると、 その空間は一気に静まり返った。
そう。
あれがあの生徒会長、立花淳二だ。
朝見た校内新聞で名前を知った。
その美しい風貌、明らかに他の奴等とは違う雰囲気に生徒たちは釘付けだ。
どうして今まで気がつかなかったのだろう…もっと真面目に話を聞いておけばよかったと後悔する
「彼女がいるってホントなんですかぁー!!!!」
静寂を遮るかのように誰かが叫んだ。
その瞬間またざわざわとどよめき出す生徒達。
その問いかけに立花淳一先輩はマイクを手に取った
息を吸う音をマイクが拾う
「いますよ」
また、ふわりと笑顔を見せた。
「まっじかよっー!!!!!!!!!うわっー!!」
一人が叫ぶと、他の奴等もくちぐちと嫉妬や祝福の声をあげた
これでどれだけの影響力がある人なのかが、見てとれる。
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