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校内新聞4
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「その通り!俺は新聞部部長の佐藤だ!よろしくー!
これまでの校内新聞をみたいんだったな、そこのファイルにまとまった物があるから!それを見てくれ!」
「助かります、ありがとうございます!」
なんだか暑苦しいけど、優しい人だ。
もう1人の部員は、このうるさい環境でも微動だにせずひたすらパソコンを打ち込んでいた。
肌が白く、線が細い。
ネクタイの色からして2年生か。
俺が無意識にガン見していたらしく、小暮が口を開いた
「この人は2年生の三峰 輝先輩。すっごくクールな人なんだ~!
三峰先輩の美しさも、まさに原石!!! 」
みつみね、ひかる…。
なんとなく胸がざわつく。初めて会うのに、なんだこの感じ。
「…なにかついてますか?」
「え?」
「なにかついてる?って聞いたんだけど」
「あぁいえ!すみません!」
あまりにも見すぎて怒られてしまった…。
とにかく三峰 輝。覚えておこう。
俺は気を取り直して、校内新聞を見ることに専念した。
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