アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
双子の新聞部 1
-
スポーツ祭の練習が終わり、放課後になった。
今日は新聞部に入部してから初めて参加する日だ。
大きく深呼吸をしてから新聞部の部室の扉を開くと、早速出てきたのは小暮だった。
「おー!草野ー!ようこそ新聞部へ~」
「マジで緊張するわ…俺何したらいいの?」
「今日は次の新聞のネタ会議だから話聞いてりゃいいよ」
「わかった」
部長の佐藤先輩はクラスの課外活動で今日はいないようだ。
初めて会ったときから、小暮と比べてあまり歓迎モードがなかった2年生の三峰輝先輩は前と同じ席に座って変わらずパソコンをいじっていた。
「なぁ小暮」
「ん?」
「机5つあるけど、部員全員で何人いるの?」
前に来たときも思ったけど、会ったことがあるのは部長の佐藤先輩、2年生の三峰輝先輩、それに小暮だけだ。
あまりでおいてあるだけかもしれないが、他にもいるなら是非会ってみたい。
「あぁ、部員は全員で5人だぜ!お前が入ったから6人になったけど」
「そうなんだ。他の2人は?」
「多分もうそろそろ…あ、来た。」
なにやら部室の外でバタバタと足音が聞こえてきた。
部室の前で足音が止まると、勢いよく扉が開いた
「おっはようございまーす!」
現れたのは、え?同じ顔!?!?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
157 / 168