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双子の新聞部 2
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入ってきた2人は同じ顔をしていて、上履きの色から2年生。
一人はワイシャツ姿でネクタイはしていない。
茶色い髪の毛は寝癖なのかあちこちに跳び跳ねていた。
もう一人はジャケットをしっかりと着用し、ネクタイもしっかり着けている、が、何故か金髪。
「遅かったですねー。今日は部長いないので早速会議始めますよ」
「おっけ~」
ワイシャツ姿の先輩が寝癖をゆらゆらと揺らしながら部室に入ってきた。
「あれ??君は」
俺の存在に気づき、足を止める。
じっくりと俺を見ると、ふわりと微笑み、「よろしくぅ~」と言い机に向かっていってしまった。
「彼の事は会議始まる前に紹介するんで、早く座ってくださーい!」
「はぁ~い」
ワイシャツ先輩が席に座ったあとに、金髪先輩も何も言わずに席についた。
きっと双子なのだろう体系も顔もそっくりだ
「じゃあ全員揃ったのでネタ会議を始めます」
小暮が黒板の前で言う。
そうか、こいつ副部長だった…
俺ははじっこにある机に座り、会議を聞くことになっていた
「まず、今日から新入部員が増えたので、紹介します!1年の草野哲平くんです、どうぞー」
小暮に促され、俺は黒板の前まで出る
「えっと、ぁ~初めまして、草野哲平です。新聞の事について知識はないのですが頑張ります。
よろしくお願いいたします」
自己紹介をしたあとに、新聞部の人達も一人一人自己紹介をすることになった。
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