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双子の新聞部 3
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「2年の三峰輝(みつみね ひかる)です。僕は主に新聞のデザインとかレイアウトを担当してる。よろしく」
三峰先輩は表情1つ変えずに淡々と自己紹介をした。
やっぱりクールな人なんだなぁ…
「じゃあ、次僕ねぇ~」
そういって手をあげたのは、さっき来た二人のうちの一人、ワイシャツ先輩だった
「僕はぁ、2年生の東 春樹(あずま はるき)です。
よろしくねぇ僕は取材が主かなぁ…好きなものはかわいこbox!
知ってる人は少ないんだけど、結成当初からファンだから筋金入りだよぉ!」
ゆるゆるとした喋り方、この人が社会の授業とかやったら眠くなっちゃいそうだ…。
というか、かわいこbox!?!?!?
それって、梶浦も好きなやつじゃなかったけ!?梶浦以外にもファンの人がいたなんて驚きだ、しかもこんなに近くに!
話せるようになったら色々聞いてみよう
「え?もしかして草野くんかわいこbox知ってるのぉ??」
「え!?何故!?」
「だってぇ、僕がかわいこboxっていった瞬間目が少し大きくなったんだもーん。
そういうところは見逃さないからねぇ」
何て人だ!
ふわふわしてるように見せかけてるけどなんか侮れない人かもしれない
「あ、いや、その…友達にかわいこboxのファンがいたもので…ハハハ」
「え!?僕の他にかわいこbox好きな子がいるの!?!?会いたい!!」
あれ、俺なんか変なこと言っちゃった?
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