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始まり3
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学校が終わり、四時になるまで教室で待
つ。
今日は数学古典英語英語生物英語というなんとも最悪な時間割りだった
「じゃーなー駿ちゃん!」
「じゃあ」
梶浦の周りから次々と人が減っていく。
部活に行くのだろう、そういえば梶浦って部活入ってないのかな…?
どうでもいいか
「あ、4時になった」
俺は指定された教室に向かった
ーーーーーーーーー
「失礼しまーす」
ここは三年のフロアの一番端の教室。
完全に物置教室になっている
「いらっしゃぁーい」
「あ、どうも」
教室には前に会ったマウンテンアンダーのほかに2人、計3人の男が1つの机の周りに座っている
皆100均で買ったような仮面舞踏会につけていくような、安っちい仮面をつけている
「……。」
「まぁまぁ、どうぞお掛けくださいな」
マウンテンアンダーが俺に椅子を持ってくる
制服に羽仮面って…。ダサすぎ。
三人とも上履きの色からして3年生か
「じゃあさっそく聞くけど、なんで梶浦駿太郎君を矯正したいの?」
「あ、それは…」
「おっと申し遅れました。俺…私(ワタクシ)はブラックツリーともうします」
そう言ったのは赤と黒の羽仮面をつけた男。他の二人と比べると何やら違う雰囲気をまとっている
ブラックツリーってことはこいつは黒木か。
「梶浦はとにかく自己中なんです」
「ほう。」
「あいつのせいで俺のハッピースクールライフが…っ」
「かなり嫌いなんだね」
「そりゃもう」
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