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心をほどいて、心を結んで~16
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身体中が熱くて、
気持ちよくて、
まさか自分が男にここまで快感を導かされるとは思ってなかった。
だから、余計に限界がわからない。
乳首を舐められ、アソコを扱かれただけで、これほどってことは……
「………なんか、あっ…気持ちよす…ぎで……コワイ…んっ」
こんな快感味わったことなくて、無意識に口にしてた。
「大丈夫だよ……オレに全部預けろっ……」
そんな俺の不安を取り払うように橘は、背中に回してた俺の片手を引き離し、指を絡ませ繋いでくれた。
「……渚っ…好きだ…ッ」
そして、暗示をかけるようにまた好きだと呟く。
「あっ…ッ…んっああっ…ダメ……」
「……何がダメなんだよ」
「これ以上……言うなっ…イきそうに…んぁっ…な…る…」
「そんなこと言われたら…オレだってヤバいだろ……なぁ?オレのも握れよ……ッ」
そう言って、片手で器用にベルトとズボンのボタンを外し、ファスナーを下ろしてパンツと一緒にずり下げた。
橘のアソコもガチガチで、俺の太ももにゴリゴリと押し付け早くと急がせる。
二人とも裸になり密着することで、より一層肌の熱が上昇してく気がした。
お互いが向かい合うように横向きになり、お互いのモノを握り合い扱き、足を絡ませる。
自然と吸い寄せられるように唇を重ね、吐息と唾液を絡ませた深いキスを繰り返し続けた。
そして、時計の針の音だけが響く室内に、ピチャピチャとヌチャヌチャと2つの音が響き、聴覚までも快感に支配されていく……
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