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その人影がわかった瞬間心臓が高鳴った。
「どこ、行ってたの?」
優が感情のない声で僕に聞いてきた。なぜだか怒っているよな感じがして顔に血がひくように青ざめた。口を開けようとした瞬間、夕夜くんが口を開けた。
「優には関係ないよ。」
「てめぇに聞いてねぇよ。で、圭どこ行ってた。」
こんなに怒った優はみたことない。僕は、あまりの怖さで、喋れなかった。
「もしかして、ヤリに行ってきたの?」
「...えっ」
優が言ったことに僕は驚いた。
なぜそう思うの?
僕がそういう人に見えるのかな。
優はどうなの? あの子とどうなったの?
「おい!何でなにも答えねんだよ!」
僕が考え事をしていると、優が怒鳴ってきて胸ぐらを捕まれた。その状況をみていた夕夜くんが止めに入った。
「おい!やめろよ優。」
「うるせぇよ!俺の許可なくこいつを連れ出すんじゃねぇ!」
「それはお前が悪い。圭の...」
夕夜くんが続きを言う前に僕は口を開けた。
「もういい...」
その一言を言って、僕は、家へとすたすた歩きだした。
「おい、圭!そうやってなにも言わないのは図星なんだなぁ。」
そう言った優はいきなり笑いだした。
「ハハハハ! ああ、ヤバイ笑えるわ!夕夜、やっぱお前圭ちゃんみたいな人好きなんだな!二人してホモじゃん! なぁ、圭ちゃん今度俺にもやらしてくれよ。あっ!あと、他のやつもいれようぜ!あぁ、でもな男なんだよなぁ。やっぱ、俺無理だわ。気持ち悪いし。ははっ 「パン!!!」
僕は思わず優を叩いた。
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