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答えられなかった。ううん、答えることできなかった 。
あんまりの恐怖で声がでなかったんだ。
あんなに怒っていた優を始めてみた。
いや、二回目だ。
あのとき、なぜ彼があんなに怒っているのかがわからなかった。あの頃からだった、彼が変わりはじめたのわ。
それは中学三年生の夏休み前だった。
あの頃の僕たちは、今と違って、誰も俺たちの間に入れないぐらいに仲がよかった。それは、もう、付き合ってるんじゃないかって噂が流れているぐらいだ。 優は、前からモテていたからなのか、こう言った噂も、すぐに流れていって、知らない人はいなかった。
そんなある日、一人のクラスメイトが僕たちに訪ねてきた。
「あのさ、質問いいかな?」
彼のほうに僕たちが向いた瞬間クラス全体がこちらに向いているのの気づく。僕たちが答える前に彼はなしはじめた。
「単刀直入に聞くけどさ、お前らって付き合ってるの?」
この質問を聞いた瞬間、僕の胸は高鳴った。
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