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2ー光祐ー
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朝食を食べていると部長と支援部の先輩がオレのところにやってきた
「お前に話があるんだと」
倉見先輩がそれだけ言うと自分の席へ戻って行った
「オレに何か用ですか?」
「用って言うか伝言、風間から」
「え?風間から?」
今朝も会う約束はしていたし部屋に行ってみたけど昨日から戻っていないらしい、風呂場に行っても誰もいなかった
だから変だなと思いつつ朝食を食べていたのだがそれは支援部の先輩が教えてくれた
「風間は熱が出てオレの部屋で休んでいる」
「熱?風間は大丈夫なんですか!?」
何をされているのかは知らないけど部長の部屋に呼ばれているからと風間は言っていた、だから酷い目に遭わされたのだろうとすぐに分かった
「落ち着け、ただの風邪だ。それと風間がお前に『行けなくてごめん』と」
「・・・・そう・・ですか・・・・わざわざありがとうございます」
落ち着くように言われてとりあえずそうすると落ち着けた、風間がいる部活はそういうところなんだから体調を崩すのも無理はない
「あの風間に伝えてもらってもいいですか?『無理せずゆっくり休め』と」
「わかった、そう伝えとくよ」
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