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「桐谷、終わったぞ」
「サンキュ、こっちももうすぐで終わるから少し待ってて」
野球部の部室に零れている精液を愁くんが拭きとって綺麗にしてくれた、本来ならオレがするはずなのにいつも助かっているけど申し訳ないって気持ちもある
前に同じことを言ったら「別に気にしなくてもいい、悠士は疲れて力入らないんだからオレ達に甘えてたらいい」って返された。気にしなくてもいいって言うけど汚いものを掃除させているんだから気にするのは当然だ、だけどまた言っても同じことを言ってきそうだからオレは代わりにこう言う
「ありがとう、愁くん光祐くん」
脱いだ精液まみれのユニホームはビニール袋に入れて代わりの下着とジャージを2人が着せてくれた。光祐くんに担がれて部屋に入るとやっと休める
「ほら、飯だ」
すっかり冷えてしまっているが2人が協力してご飯を取っておいてくれるから時間が過ぎてもこうして食べられる。今日は野球部にいたから愁くんがオレと光祐くんの2人分を取ってくれていた
部室でのことを思い出さないようにしてくれているのか3人で話すときはいつもテレビで見たニュースやバラエティ番組、アニメだったり勉強のことだったりだ
ご飯も食べ終えて休憩してそろそろ帰る時間かなと思っていると突然光祐くんが真剣な目を向けてきた
「悠士!お前に話したいことがあるんだ」
「え・・っとなに?」
野球の練習をしているときとはまた違う真剣な表情をする光祐くんにちょっと驚いた、それは愁くんも同じみたいで光祐くんの次の言葉を待っているようだった
「悠士・・・・・・・お前と・・・・・オレと付き合ってくれ!!」
「はぁあ!?」
「え・・・・ぇ・・・・・っっ!!」
愁くんは間抜けな声をだしたがオレは一瞬何を言われたのか分からなかった、少し経ってやっと光祐くんが言ったことが分かった。けどオレはそれに答えちゃいけない気がした
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