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「お前・・言ってる意味を分かってるのか?」
「分かってるよ!オレは悠士を付き合いたいって言ったんだ!恋愛的な意味で!」
オレが考えていた通りだった、買い物とか付き合ってくれとかならいいよと答えれたけど恋愛的な意味で付き合ってなんて簡単には決められない
中々返事をしないオレに変わって愁くんが口を開いた
「別に・・・・お前らが付き合おうが好きにしたらいいけど」
「何だよ、何が言いたいんだ?」
「なら言うぞ。悠士は支援部にいるんだ」
「そんな事は分かっている、それでもオレは――」
「恋人になったこいつと卒業までずっと好きでいられるのか?それだけじゃない、こいつの身体は全校生徒を相手にしているようなもんだぞ?それでもお前は悠士と付き合うのか?」
愁くんの言っていることは最もだ。今の時期みたいにどこかの部を集中的に相手にすることとなったら身体は持たないだろうし精神的にも辛い。もしかしたら何かの行事で全校生徒を相手にするようなことがあるのかもしれない、そうなったらオレは光祐くんが1番好きだという自身が持てなくなるかもしれない、光祐くんよりセックスが好きになったりするかもしれない。相良先輩みたいに
「オレがそんな事も考えてないわけじゃない、確かに身体は卒業まではオレだけのものには出来ないけど・・けど悠士の心はオレだけのものにしてもいいだろ!オレは悠士が辛くなったときとかの逃げ場になってやりたい!!」
「っっ!!」
「・・・・はああ・・・悠士はどうなんだ?桐谷はこう言ってるが?あと先に言っておくがオレのことは気にするな、付き合ったからと言って邪魔はしない、むしろ応援してやるし困ったことがあれば助けてやる。だからお前の正直な気持ちをこいつに伝えろ」
オレを見つめる愁くんの目は優しかった、だからなのかオレ達の関係は崩れることがないと思った。それを信じてオレは自分の気持ちを言うことにした
「その・・・・ホントにオレでいいの?愁くんが言ったようにオレは――」
「そんなの関係ないよ!オレはおまえがいいんだ、お前の1番になりたい。逃げ場になって助けてやりたい。オレと付き合ってくれ」
その言葉とともに体を曲げて右腕を差し出してきた
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