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深見さんが帰ってきた。俺はすぐさま深見さんに抱きつく。
「おかえりー」
「ただいま、律」
深見さんに名前を呼ばれて嬉しくなる。深見さんの黒髪のサラサラヘアーにキス。身長差はあまりないので楽勝。すると深見さんははあ、とため息を吐いた。
「んん?どったの?仕事疲れたー?」
「いや、律の行動が可愛くて……」
深見さんと見つめ合う。普段堅い表情の深見さんだが、今日は頬が緩んでいる。深見さんからみた俺はゆるゆるの緩みっぱなしだろうけど。
ご飯もお風呂も済ませて、自由に過ごす時間。何故か深見さんは自室から出てこない。今日こそはえっちしたいと思ってたんだけど、今日もだめなわけ?俺は深見さんのいる部屋へと向かう。と、深見さんはパソコンにヘッドフォンを繋げて何かしていたようだった。俺は深見さんにかまわれなくていらいらしていたため、深見さんに気づかれないようにヘッドフォンをとった。
「なぁに聴いてんですかぁ?」
俺がひょいと、ヘッドフォンを自分の耳につけると、
『んふ……はあ……はあ……んん……深見さんっ、深見さんっ、深見さんっ、んん……』
え、あれ、なにこれ?
深見さんは真っ赤になってヘッドフォンを奪い取る。ていうか今の俺の声だよね?俺が今日オナニーしてた時の声、だよね?あれ?え、あれ?
「もしかして盗聴?」
真っ赤になった深見さんは眉間にシワを寄せ、こくりと頷く。
「深見さんの変態」
「お、俺は変態なんかじゃ……」
「俺の声聴いて何してたの?こーふんしてたの?あー、がちで変態のやつだ。へーんーたーいー」
「お、お前がっ」
「俺が?」
「お前が……お前みたいなやつが、自慰なんて、するのかと、思って……」
……ああ。俺がちょ~っと綺麗な顔してるから?クリーム色の少し長い髪にガイジンみたいな顔立ちしてるから?こんなやつがオナニーなんてするわけないって?
「俺だってオナニーくらいしますよー。……って、まさか俺にオナニーさせるために最近えっちしてくれなかったんですか?」
深見さんは真っ赤になったままだ。図星か。俺は椅子に腰をかけていた深見さんの上に跨がり、首に腕を回した。
「今日はー、逃がしませんよー?」
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