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※「これからもストーカー中」
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俺はとある少年に片想いをしている。通勤途中の住宅地で見かける、茶髪の少年に、だ。男子高校生の制服を着ていなければ、女性と間違えそうなほど美しい少年だった。彼を見ていると下半身が熱くなってしまうくらいに好きで好きでたまらない。そして夜になった今、俺は彼の後を付いて歩いている。今日だけじゃない。昨日も一昨日もその前も、毎日毎日毎日毎日……。
その時、少年がぴたりと止まった。くるっと振り向いて、俺と目が合った。しまった、ばれたか……。少年が近づいてくる。や、ヤバい……非難されるのだろうか……。罵声を浴びせられるのだろうか……。おどおどしていると、少年が俺の目の前で止まる。俺は思わずびくっと肩を震わせてしまった。
「ねぇ、お兄さん」
「な、ななな何かな?」
「僕にいつも付いてくるけど、どうして?」
「そ、そそそそれは……」
君が好きだからだ、なんて言えない……。だって、だって、恥ずかしすぎる!こんな美少年に告白なんてっ!
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