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「神社があったから、か……。そんな言い伝えがあるんだ」
「桂木は神社あったこと知らなかったの?」
「うん……。昔からあるし、ここのスーパー」
どう、しようか。
もしも、その言い伝えが叶うなら、
今ここで、柳瀬に、告白、とか……。
「や、柳瀬、あの……俺……柳瀬が……」
「桂木」
「え?」
「今度どっか遊びに行こうよ」
「え?え、えっと、なんで?」
「デート」
「は、はあ?」
柳瀬がくくっと笑う。
「デートしよう。告白は、オレからさせろよな」
なっ……。
俺は顔を真っ赤にさせた。なんだよ、柳瀬……。告白って……。そういうことですか……。
柳瀬は俺の頭をくしゃくしゃと撫でる。頭がぼーっとしてきた。
「じゃあな」
「うん、じゃあ……」
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